演出家ワークショップ♪カヴァレリア・ルスティカーナ
9月に乗ります、オペラ《カヴァレリア・ルスティカーナ》の合唱に向けて、演出家の田丸一宏先生のワークショップがありました♪
合唱と言うとどうしても「その他大勢」と言う印象ですし、もちろん大切な役割ですが、自分もどこかその様な感覚になる時があります。
しかし田丸先生は、この様におっしゃておりました。
「民衆(合唱)は重要だ。なぜならば、お客さんが皆、民衆だから。トゥリッドゥな人はそうそう居ないですよ。サントゥッツァな人はそうそう居ないですよ。」
とても納得致しました。
オペラの合唱の存在を蔑ろにする人は、絶対いないと思いますが、「なぜ重要なのか。」と言う考えを聞いた事は今まで多分ありませんでした。
「合唱は私たち一般人である」
と言う事なのですね。
ストーリーの中での"民衆"と思っていましたが、感覚としては今を生きる私たちと考えても、むしろそう考えた方が私には捉えやすいと思いました。
オペラでは突拍子のないキャラクターがいますが、0.1%でもそのキャラクターの要素が、自分の中にあると思う様になってからは、出会う登場人物が少し分かる様になってきたので、"民衆" も同じなのだなぁ。と改めて勉強になりました。
むしろ、私たち一般人の動向が映されていると考えると結構怖いかも。合唱深し...
田丸先生が考えていらっしゃる演出のお話も聞きまして、益々面白そうです。
ハードカバーで重いので、ちゃっちゃと暗譜します!! 笑
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